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陸上特殊無線技士試験のページ

第1級陸上特殊無線技士、第2級陸上特殊無線技士、第3級陸上特殊無線技士の受験体験記を書いてます。

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目次

陸上特殊無線技士の受験体験記

はじめに
陸上特殊無線とは
受験の背景
受験勉強について
受験の思い出
結論

 

使用した参考書

 

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受験体験記

はじめに

ボクは陸上特殊無線技士のうち、第1級、第2級、第3級を持っている。
要するに全種類あるわけです。
略称で言えば、一陸特、二陸特、三陸特ってカンジ。
今回はその陸上特殊無線の受験体験記を書いてみる。

 

陸上特殊無線技士とは?

無線の技術操作が出来るらしいぞ!
詳しくはWikiでも見てくれ!
と、投げっぱなしで終わらずのもなんなので、ちょっと説明しておくと、
1級は多重無線とかの比較的大きな無線局、2級はVSATなど、3級はタクシー無線の基地局などに相当するんだよ。
…まあ、コレだけじゃあ何のことやらサッパリわからないと思います。
はい、ボクも分かりません。
詳しく知りたい方はお近くの無線マニアに聞いてください。
ちなみにボクは無線マニアではないのでお答えできません…。


受験の背景

話は大昔にさかのぼり、ボクが高校生のころ物理部という部に所属していました。
この部の活動内容というのが、パソコン通信と無線通信の2本立てだったわけです。
こうなると、すごい無線マニアだったんだなあという印象をもたれるかもしれませんが、あいにくボクはそのどちらにも全く興味がなかったため、毎日部室に来てはパソコンゲームで遊んでいるだけだった訳です。
PC-8801でミュール(市場原理に基づいた惑星開発ゲーム。4人で対戦するのがすげえ面白い)とか、MSXでクオース(シューティングパズルゲーム。撃ちすぎて消せなくなるのが面白い)とかゲーム三昧だった。

そんな無線に興味のないボクでしたが、無線マニアの部員の仕掛けた罠によりアマチュア無線の資格を取らされそうになっていました。
…そのころボクは資格マニアじゃないし、自分の興味のないことには全く時間を使うのは無駄であるという主張のもとで、受験勉強はするフリだけしておいて、試験当日に敵前逃亡しました。
ってことで、最も無線に近づいた高校時代ですら、無線関係の受験はしていません。
ちなみに部室には無線の機械が置いてあったと思うのですが、全く興味がないためつまみに触れたことすらありません。

それから10数年間無線には縁遠いままだったボクが陸上無線技士を取得しようと思ったきっかけは、お金です。
この資格を取れば会社が合格祝い金をくれるからです。
「ああ、それにしても金が欲しい!」
そんな感じ。
たった2万円でもくれるというのなら受験しますよ!

 

受験勉強について

一言で言えば、2級、3級は簡単。
ちょっと修飾子を付けて表現してやれば、「超」簡単ってところ。
毎年同じ問題が出るので、過去問を1、2回やれば問答無用で合格できます。
ボクは過去問は会社の同僚に借りて済ませました。
ちゃんと返して手元には残っていないので、なんて名前の本だったのかはお伝えすることが出来ません。

1級は2,3級とは格段にレベルが違うものと思います。
こいつはちゃんと自費で問題集を買いました。

 

受験の思い出

受験場所は北国会館だったかなあ?
たしか事前に場所を調査してあったけど、微妙に会場が移転していてオロオロしちゃった気もする。
ちなみに北国会館は北国新聞会館とは別物です。
北国新聞会館は無駄に金を持っている北国新聞がぶったてたスゲーでかくて豪華なビルなのでついつい入りがちになりますが、一瞬で守衛さんにつまみ出されるので注意。
北国会館は道を挟んで反対側の小汚いビルですよ!

2級と3級は同じ日に受験した。
3級の受験生はほとんどいなかった気がする。
もしかしたらボク一人だったかも?
どうも受験生よりも試験官のほうが人数多いぜ?
超マイナーな試験だと思った。

2級の受験生の99パーセントは高校生でした。
残りの1パーセントはボクでした。
なんだよ、ボクは高校生のテストを受けに来ているのかよ!ってカンジ。
まわりの高校生は、何でおっさんがこの試験を受けてんだよとか思っていんだろうなあ。
…ぼくはおっさんじゃなくてお兄さんだがな!!
2級、3級とも、ぺら紙1枚の両面コピーの試験です。
やっぱり高校生のテストっぽいぜ!
テストの中身は過去問でやったとおりだったので楽勝だった。
高校生のテストならもっと難しいだろうなと思うぐらいだった。

1級は2級、3級を取ってから2年ぐらいあとに受験しました。
実は1級はあんまり記憶に残っていません
陸上無線技術士っぽい受験者層だった気がする。
要するに年齢層がもうちょっと高目ってこと。
だって2,3級みたいに高校生がいっぱい受けているようだったら印象に残って思えているはずだモン。
なんとなく難しかったけど、うまい具合に合格することが出来ました。


結論

・第2級、3級陸上特殊無線技士は過去問をちゃんとやれば受ける。ちゃんとやらなきゃ落ちるがね!
・第1級陸上特殊無線技士はちゃんと問題集を解いて運がよければ受かる。参考書でみっちり勉強すれば受かる確率は確実に上昇すると思う。

そんな感じですけど、無線の資格はもっともっといろんな種類がありますので、特殊無線を取得したらさらにステップアップを目指して自己研鑽を続けましょう!
と、心にもないことを書いて締めておくぜ!

 

 

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使用した参考書

 

第一級陸上特殊無線技士試験 集中ゼミ 吉川 忠久  ←オススメ

つーか、問題集だけで勉強していました。
通常であれば参考書で知識を得て、問題集で知識を定着させるという繰り返して勉強を進めていくべきなので、問題集だけというのは余りオススメできません。
ただ当時のボクは収入(会社からの祝い金)を得るための支出(参考書代)を出来るだけ抑えて、利益(収入-支出)を大きくしようとしていたわけです。
問題集だけでは公式の意味とか全然書いてありませんので、そこは自分の頭を目いっぱい働かせました。
なぜこんな式が出てくるのか?この式は何を意味しているのか?この式のもとになった原理は何か?
などと自分の頭で推理して答えを得ることが出来れば、それは参考書を一目見て分かった気になる程度の勉強に比べて大変身につく勉強方法であったといえる。
でも、きっと誤解していることも多数あるだろうから一般にはオススメできませんね。

結論:おすすめ。

 

 

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資格マニアと*ist DSの関係

ボクが一陸特で使った参考書です。



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